世界観

此処は地獄。生前に悪い行いをした者が落ちて来ると言われる死後の世界。
この地獄にも様々な都市があり、今回舞台となるのがこの"獄都"と呼ばれる場所です。
獄都とは明治大正~昭和初期あたりの時代で創られたあの世の首都です。
おどろおどろしい雰囲気を醸し出されていると思えば、横丁や人力車も走る賑やかで雅やかな風情も楽しめ、"住めば都"とも言われています。
古い妖怪から都市伝説まで、それぞれが溶け込みやすい都市となっており、獄都の一部の街では人間界と時に交わり干渉し合う事があり、境界が曖昧な場所でもあります。

この世とあの世は一枚の壁で隔てられており、その壁がなんらかの影響で開いたりする事によって怪奇現象、神隠し、心霊現象等が起こります。獄卒達は任務や上の者に申請することによってその壁を意図的に開ける事ができる為、比較的簡単に行き来する事が出来ます。

獄卒について

獄卒とは閻魔大王の下で働く者達であり、その中でも知識、技術、才能を持つ優秀な獄卒が特務機関と言う機関に入る事ができます。
主に試験を合格してから入る事が多いが、時に声をかけられてそのまま入る者も。
人間界で蔓延る亡者、妖怪諸々を対処するのも獄卒の仕事とされており、他にもお偉い方のお付きの者や盗人、罪人等の対処も任されている為、"地獄の門番"とも呼ばれています。
その日の仕事内容は上からの指示によって決まるが、皆其々役職を与えられている為、その役職に沿って仕事に就く事が多いです。
休日は不定期であり、何事もなければ休日が続き、上からの指示があれば休日が無くなるという事もあります。
※獄卒はホワイトな職場という訳では無いですが、アットホームな職場です。
私たち獄卒は人の形をしているものの、もう既に人間では無く、生涯を閉じた者達の集まりである為、傷が出来ても、身体を真っ二つにされてもある程度時間が経てば治り、治療を行えば治癒時間は大幅に早くなります。しかし皆痛覚はしっかりとあり、それぞれ治癒時間も違います。

役職や服装についてはこちらをご覧ください。

館の案内

獄卒達が暮らす館は地下、一階、二階、三階と縦にも大きく横にも広く、和洋折衷な造りとなっております。
地下は武器倉庫、食用倉庫、拘束室、空室があります。
1階は食堂、キッチン、会議室、救護室、大浴場、サウナ、客間、執務室、コンサバトリーがあり、ロビーから2階に上がる事ができます。
2階は書庫、鍛錬場、武器手入れ室、浴室、ドレスルームがあります。
3階は団欒室、獄卒達の個別の部屋といった居住スペースが主となっております。
庭も広く鯉が泳ぐ池も用意されており、盆栽や松の木等の自然で溢れている為、休憩や息抜きにはぴったりの場所となっています。中には家庭菜園をしている場所もあります。